愛しあえるだろう、つくりあえるだろう、この時代を、僕らを、この瞬間を
♪ 風が吹いている 僕はここで生きていく
晴れ渡る空に誰かが叫んだ ここに明日はある ここに希望はある ♪
ロンドンオリンピック・パラリンピックのテーマ曲
いきものがかり『風が吹いている』のフレーズです。
この曲を聴いただけで4年前の思い出がよみがえる、
そんな方もいらっしゃるでしょう。
『NO MUSIC,NO LIFE』 という言葉は
某音楽販売店のコピーだったでしょうか。
音楽はなぜ人を幸せにするのか、人はどうして音楽に感動するのか。
音楽を聴いたからといって
お腹いっぱいになるわけでもないし、
寒い部屋が暖まるわけでもありません。
でも私たちは音楽を聴きます。
時には勇気をもらい 頑張ろうという気力をみなぎらせ、
時には胸をうち 涙を流し、
人生の様々なシーンで思い出を共有してくれる存在として。
お正月や節句、結納の飾りなども なんとなく同じのような気がします。
それを飾ったからといって
今すぐ何かいいことがおこるわけではありません。
それを飾らなかったからといって
今すぐ何かよくないことがおこるわけでもありません。
でも私たちは、それを飾りながら心の中で祈るのです。
これからの一年が、生活が、学業が、仕事が、この子の一生が、
笑顔いっぱいでありますように、
花が開きますように、実を結びますように、
どうか幸せでありますように。
人生の大切なシーンで想いを共有してくれる存在として。
♪ たくされた “今” がある 歩むべき道がある
はじまりのつづきを生きている
この胸のなかに きずなはあるんだよ ずっと ずっと ♪
名曲が歌い継がれていくように、名作が読み継がれていくように、
脈々と受け継がれてきた行事やならわしにも、
そこには ちゃんとした理由が
置き忘れてはいけない確かなものが、あると思うのです。
想いを贈り合いながら生きてきた 私たちの国。
その美しい伝統や文化や、あたたかい思いやりの心を
私ども お人形のわらべは、日本文化屋として
これからも宮崎の皆さんに、日本中に、世界中に、伝えてゆきます。
※画像の一部はネットより拝借