言葉と心の間にある感謝の気持ち「重陽の節句」➀
美しく移り変わる季節にあわせて、その節目を「節句」と呼び、
風情あふれるお祝いごととして、繰り返し行い過ごしてきた私たちの国。
1月7日 人日の節句
3月3日 上已の節句(桃の節句)
5月5日 菖蒲の節句(端午の節句)
7月7日 七夕の節句
無病息災、こどもの誕生と成長、農作業の安全と五穀豊穣
幸せを願う節句の行事の中において、
一年のうち最後に締めくくりとして行われる
9月9日「重陽の節句」は、
長寿を願う日とされています。
ですが残念なことに、この「重陽の節句」
時代とともに少しづつ忘れられ、
あまり馴染みのない方もいらっしゃると思います。
人を敬い、命を尊ぶ。
すべてのものに感謝し、慎ましく、穏やかに、誠実に、和やかに、
そしてたくましく生きてきた
私たち日本人らしさがいちばんよく現れている節句のような気がします。
「重陽の節句」
次回からシリーズで、もっと詳しくお話ししたいと思います。
次回予告 『菊の節句』 どうぞお楽しみに!
※画像はネットより拝借